あー手洗いと消毒液で手がガサガサ!血まで出はじめた!
看護師におすすめのハンドクリームって何かなぁ?
この記事でわかること!
今回の記事では看護師歴10年目のたま子が実際に自分が使って良かった看護師さんにおすすめのハンドクリームをご紹介します。
こんにちは!看護師歴10年目のたま子(@kangoshi_tamako)です!
看護師のみなさん、寒い中も毎日お仕事お疲さまです。
寒くて空気が乾燥してしてくると、普段よりも更に手荒れがすごくなってきますよね。
手荒れは看護師の職業病ともいえますが…仕事も忙しくて死にそうな中、手まで荒れてくると本当に悲しくなってきます。
でも大丈夫!
ハンドクリームを上手に使う事で手荒れは改善されていきますよ!
今回は看護師歴10年目のたま子が自分が使ってみてよかった「おすすめのハンドクリーム」のを実際写真つきで口コミレビューをしますね!
1番おすすめのハンドクリーム
★pick up★
もくじ
手荒れしやすい看護師にとってハンドクリームは必需品!
手にたくさんの刺激を受ける看護師は手荒れしやすい職業ですよね。
『一処置一手洗い』が基本で、頻回に手洗いをする事によって水や石鹸から度重なる刺激を受けます。
また、経管栄養や吸入器具の消毒に必要な水に次亜塩素酸ナノリウムを溶かした消毒液に触れる機会も多いです。
度重なる刺激を放置しておくとどんとん手荒れが悪化していき、一度ひどくなってからではなかなか治りにくくなってしまいます。
でも、ハンドクリームを使う事で悩みは解決!
皮膚のバリア機能を補う事ができるので、手洗いや消毒液による刺激を軽減してくれるんです!
看護師におすすめの市販ハンドクリーム4種
それでは看護師歴10年目のたま子がおすすめするハンドクリーム4種をご紹介していきます。
全て市販で買えるものなので安くてお求めやすいハンドクリームですよ♪
ロコベースリペアクリーム
まず、私が1番看護師さんにおすすめしたいハンドクリームはこちら↓
★1番おすすめのハンドクリーム★
▼ロコベースリペア クリーム 30g
ロコベースは薬局で「医療関係者の方にも人気!」と書いていて迷わず購入しました。
ロコベースリペアクリームは「セラミド3」「コレステロール」「遊離脂肪酸(オレイン酸・パルミチン酸)」という肌を正常に保つために必要な角質細胞間脂質を補うために必要な3種類のセラミドがバランス良く配合されています。
皮膚は肌荒れが起こると角質細胞間脂質(セラミドなど)が不足して、肌の水分を保つ事ができない状態となるのですが、
ロコベースに含まれる3種類のセラミドが…
手荒れでガサガサな手を保護して、外部の刺激から守ってくれるんです!
使用感:濃厚な固めのクリーム
ロコベースのテクスチャーは結構硬め!↓
濃厚なクリーム!
と、普段柔らかめのハンドクリームに慣れていたため初めは硬さに少し驚きました。
1、2回くるくるしただけでは肌になじみません。↓
10回以上くるくるしてやっと手に馴染んでくれました。
保湿力:かなりしっとり!手を洗っても長続き
ロコベースリペアクリームを塗った後の手はこちら…↓
めちゃくちゃしっとりしたー!
濃厚クリームが皮膚にベールを張ってくれた感覚でお肌がしっとりつやつやになりました。
そしてロコベースの一番のポイントは…時間が経っても水に濡れてもしっとりが長続きするって事。
普通1、2回手洗いするとハンドクリームを塗った後のしっとり感って消えちゃうのですが、ロコベースのハンドクリームは
『え…まだしっとりが続いてるの…?すごい!』
と驚くレベル。ベールがしっかりとしている分、保湿力も長持ちします。
ロコベースのハンドクリームは45gやミルクタイプもありますが…
看護師さんはポケットに入れて使いたいという事を考慮して、少ないサイズのクリームタイプ『ロコベースリペアクリーム 30g』が一番おすすめです。
価格はハンドクリームにしては少々お高めでドラッグストアでは2000円以上するところが多いですが、アマゾンでは少し安く購入する事ができます。
グリソメドハンドクリーム
我が家は看護師一家。看護師の妹からプレゼントでもらったハンドクリームがこちらです↓
▼グリソメドハンドクリームN(無香料) 50mL
グリソメドはカナダで大人気のハンドクリーム。
「厳しい寒さを耐え抜くカナダ人から15年以上も愛用され続けている」…と聞いたら使っていなくても効果に納得できます。
使用感:硬すぎず柔らかすぎず塗りやすい!
グリソメドハンドクリームのテクスチャーはロコベースよりも柔らかめ。↓
硬すぎず柔らかすぎず塗りやすい!
という感じの使用感。
見た目は乳白色ですが、塗り込むと透明になっていきます。
保湿力:塗りやすさの割にはしっとり!
グリソメドはロコベースと比べて柔らかめのクリームで塗りやすかったため保湿力は大丈夫なの?と心配になりましたが…
十分なしっとり感で驚き!
でした。
塗りやすい上にしっとりしているなんてとっても使いやすくてバランスの良いハンドクリームです♪
グリソメドのハンドクリームには香り付き(カモミール)と無香料の2種類あります。
アトリックス
アトリックスは言わずとも知れた人気のハンドクリームですよね。
2010年7月~2016年6月、6年連続でインテージSRIハンドクリーム市場の人気ナンバー1を記録しています。
▼アトリックスのハンドクリーム
アトリックスは手荒れだけではなく、ヒビやあかぎれまでも防ぐ薬用ハンドクリームです。
使用感:柔らかくてとにかく塗りやすい
アトリックスのテクスチャーはロコベース・グリソメドと比較して柔らかめ↓
みずみずしくてさらさら
した使用感が特徴です。かなり肌なじみがよく、1、2回くるくるしただけでも皮膚に馴染んでいきます。
保湿力:塗りやすい反面しっとりは長続きしない
アトリックスは肌馴染みがよくとっても塗りやすいのですが…
その分保湿力は低めです。
ロコベースやグリソメドはクリームがしっかりしている分肌にしっかりとベールを張っている感覚がありましたが、アトリックスはそのベールが薄い感じ。
時間が経ったり手洗いをすると保湿力がなくなっていくのを感じます。
でも…みずみずしくて伸びがいいので使いやすいのがアトリックスのメリット♪
ささっと時間をかけずに塗って、細かく塗り直していくのが好みな看護師さんにおすすめ。
アトリックスには缶タイプ、ポンプタイプ色々なタイプがありますが…
ニベア
▼NIVEA(ニベア) クリームチューブ50g
こちらも定番のハンドクリーム、ニベア。
私の周りでもニベアを使っている看護師が多いです。
青くてちょっとレトロな見た目がなんだか白衣と合うんですよね…。さっとポケットから出すとちょっとおしゃれです。
ニベアもテクスチャーは硬めで、手を洗ってももちがいいです。
噂ではニベアの成分は高級化粧品とほぼ同じなのだとか…ほんとか?
価格:アマゾン191円←激安っ!!
看護師におすすめのハンドクリームを比較してみた
今回ご紹介した3種のハンドクリーム↓
- ロコベースリペアクリーム
- グリソメド
- アトリックス
の3種を一度に手に塗って
徹底比較
してみました!
下の写真に書いてある通り、上から順番にアトリックス→グリソメド→ロコベースを塗りました↓
上から下になるにつれてテクスチャが硬くなっているのが写真でもわかりますよね。
アトリックスは肌にのせた瞬間から透明感がありジェル感すらありますが、ロコベースは透明感は乳白色で濃厚なのがわかります。グリソメドはアトリックスとロコベースの中間です。
それでは3つのハンドクリームを一度に伸ばしてみます↓
10回くらいくるくるしてみました。
アトリックスはほぼ肌になじみ見えなくなっているのに対してロコベースはまだ白残りしています。
写真を見てみるとハンドクリームと一口で言っても
質感や保湿力などはそれぞれ違う
という事がわかりますよね。
保湿力や塗りやすさの比較
保湿力の比較
(保湿力が)低い→高い
アトリックス<ニベア<グリソメド<ロコベース
比較した4種類の中で…
保湿力はロコベースが圧勝でした!
ロコベースは保湿力が高い分テクスチャーが硬く他のハンドクリームと比較して若干塗りにくかったですが…手洗いをしても保湿が続いているのがわかりました。
比較してみて感じたのは塗りやすいハンドクリームは保湿力が低め、塗りにくいハンドクリームは保湿力が高めという事です。
塗りやすさと保湿力のバランスが良いのはグリソメドのハンドクリームでした。
価格の比較
価格の比較
(価格が)安い→高い
ニベア<アトリックス<グリソメド<<ロコベース
(それぞれ容量が違いますが、そのままのお値段での比較です)
安さに関してはニベアが圧勝!
1本200円を切るお値段でとてもお求めやすい価格ですね。
ロコベースは他のハンドクリームと比較してお値段お高め…。価格はグリソメドの3倍ほどします。
匂いの比較
ニベアとアトリックスは少し匂い(独特の香り)がしましたが…
グリソメドとロコベースはほとんど匂わなかった
です。
でも、ニベアとアトリックスも塗っている時にちょっと匂うくらい。
ハンドクリームを塗り終わった後も変な匂いがまとわりつくという事はなかったですよ。
ハンドクリームを比較してみたまとめ
4種のハンドクリームを比較してみて感じた感想をまとめてみました↓
比較のまとめ
- 保湿力を重視する看護師さんはロコベース
- 保湿力の塗りやすさのバランスの重視する看護師さんはグリソメド
- 塗りやすさを重視する看護師さんはアトリックス
- 価格を重視する看護師さんはニベア
それぞれのハンドクリームで特徴がありましたので、自分の好みのハンドクリームを選んでみてくださいね!
看護師のハンドケアのコツ!(皮膚科医に聞いてみました)
私は一時手荒れがひどかった時、市販のハンドクリームでは対処できなくなったので皮膚科に行きました。
その際、皮膚科の先生から頂いたハンドケアのアドバイスを手荒れで悩む看護師さんのためにご紹介しますね。
手洗いは最小限に
手についた細菌を除去するために手洗いをしっかりしてハンドソープや消毒液を使うのは医療者としての感染予防行動の基本ですよね。
しかし、手洗いや消毒をしすぎると手の油分までなくなるので手荒れを引き起こしてしまいます。
職場(病院)で手洗いをしないわけにはいかないけれど、家ではなるべく手を洗わないようにアドバイスを受けました。
医師『子供のおしっこのオムツ交換くらいなら手を洗わなくてもいいよ』
一日中手洗いばかりではどうしても手が荒れてきてしまいます。
水に触れる時は手袋をつけて
医療現場では経管栄養や吸入の器具を次亜塩素酸ナトリウムにつけて消毒をします。
若い頃は次亜塩素酸ナトリウムを薄めた水に素手で手を突っ込んで器具の処理をしていましたが、年をとってからは手が荒れるようになってきました…。
消毒液から受ける刺激は手が荒れる原因になりますので、触れるときは手袋を着用しましょう。
ご家庭でも食器洗いの時は手袋をするようにしてください。
食器洗い用の洗剤は食器についた強力な油汚れもぐんぐん落としてくれますよね。食器が綺麗になるのは嬉しいですが、肌に必要な油分まで洗い流してしまいます(涙)
熱いお湯は避ける
とはいえども、どうしても仕事中、家事をする時は水に手が接する機会もあります。
特に冬は寒いのでお湯を使いがちですが、お湯の温度は熱すぎないように気をつけましょう。
暑いお湯は皮脂膜や角質層の潤い成分まで洗い流してしまいます。
手を洗った後は水分を最後までしっかりと拭き取る
忙しい中、手洗いの後にまだ少し水分が残ったまま次の仕事に移っていませんか?
手に水分が残っている事は感染予防行動上もよくないですが、手荒れにも影響してきます。
手洗いの後はきちんと丁寧に水分を拭き取るように気をつけましょう。
夜寝る時に手のナイトパック
また、夜寝る前に手にハンドクリームをたっぷりと塗ってハンドパックをするといいようです。
起きている間はどうしても少しづつ手に刺激が加わりますが、寝ている間は手も一休みできるので…その間にハンドパックをする事でしっかりとダメージを補正する事ができます。
起きて手袋を外すと手がプルプルです♪
もちろんハンドクリームを塗ってそのまま寝てしまうと布団にクリームがべったりつくので手袋を着用してください。
ハンドケアの手袋は肌に優しい綿100%のものがおすすめ!
皮膚科から処方されたクリームを使用する
手荒れが酷い時は皮膚科を受診して医師からクリームを処方してもらいましょう。
私が手荒れで悩んだ際に処方して頂いたクリームはこちら↓
▼ヘパリン類似物質油性クリーム0.3%「ニプロ」
こちらのハンドクリームは病院での処方のみとなり市販では販売はされていません。
ヘパリン類似物質とは、体内にある「へパリン」という物質と似た成分で、「保湿」「血行促進」「抗炎症作用」の3つの働きがあります。
ヘパリン類似物質が含まれるハンドクリームは、手の表面だけではなく肌の内側への効果も高いので、手荒れの根本的な原因を改善してくれると言われているんです。
私は、この「ヘパリン類似物質油性クリーム0.3%「ニプロ」」を頻回に塗って、夜は手袋をつけてハンドパックしていました。
頻回ニプロ塗り+ハンドパックで1週間ほどでよくなってきましたよ。
まとめ:看護師に1番おすすめのハンドクリームは『ロコベース』!
手荒れを繰り返して色々試してみましたが、一番手荒れが改善されたのは『ロコベース』でした。
価格がちょっと高め、テクスチャーが硬めで塗りにくいなどのデメリットもありますが、
高い保湿力があり手荒れに対する効果は抜群です!
あなたも色々試してぴったりのハンドクリームを見つけてくださいね。
1番おすすめのハンドクリーム