こんにちは!現役看護師ブロガーのたま子です♪
今回はナースリーさんの『多機能輸液ゲージ』の使い方を中心にレビュー記事を書いていきます。
点滴の滴下数が一発でわかる
とっても便利なアイテム♪
軽くてコンパクトで持ち運びもストレスフリーです。
JCS・GCS・十二誘導のあんちょこも付いているため役に立ちます。
もくじ
点滴の滴下数合わせは難しい…
点滴の滴下数を合わせるのって難しいですよね。
あなたも
『計算が苦手で滴下数計算にいつも時間をとられる…』
『点滴がうまく合わせられなくて先輩に怒られる…』
とお悩みではありませんか?
私も計算が苦手で苦手で…もう看護師をして10年になり、滴下数計算の公式も覚えてはいます。
でも焦っていると『あれ?この計算でよかったっけ?本当にこれ?』とよくわからなくなってしまうんですよね(←バカ)
点滴の滴下数を間違えるとややこしい…
早く終わりすぎると点滴空になってルート詰まっちゃうし、遅すぎると次の輸液がずれ込んで予定通り行かなくなるし…
時間通りに落とさないといけない抗がん剤などを早く落としすぎるとインシデントにもつながる可能性だってあります(恐怖!)
多機能輸液ゲージは簡単に点滴の滴下数がわかる!
そこで役立つアイテムが『多機能輸液ゲージ』☆彡
『多機能輸液ゲージ』は名前からはちょっと何のグッズ?とわかりにくいですが簡単に言うと
滴下数計算が一発でできちゃう
アイテムです。
目盛りのついた丸いゲージをくるくると回して指示の輸液量や時間に合わせるだけで滴下数をわり出す事ができます。
また今現在落ちている滴下速度だとどのくらいの時間で点滴が終了するのかを導き出す事も可能です。
ナースリーで人気の『多機能輸液ゲージ』はこれだ!
ナースリーから『多機能輸液ゲージ』が届きました!
軽くてコンパクト♪
なのが見た感じの第一印象。そしてぱっと見使い方はよくわかんないけど『なんだか便利そうだぞ…』という感じが漂ってきます(笑)
今回は『フレッシャーズ6点セット』のピンクセットを購入したのでピンク色の多機能輸液ゲージが届きました。
ナースリー『小物がたっぷり入る柔らかペンケース』の重さ:6gと超軽量!
ナースリーの『多機能輸液ゲージ』の重さは、なんと…
6g…めっちゃ軽い!
最早持っているのか、持っていないのかわからないくらいの重さですよね。
ポケットの中身が多くなって重さを苦痛に感じがちな看護師さんにとってはとてもうれしい。
これならポケットの中に入れておいても全く苦にならないです。
ナースリー『多機能輸液ゲージ』の値段:1680円と激安!
ナースリーの『多機能輸液ゲージ』
お値段は1680円(税別)です!
めっちゃ安い!とは言い切れません
が、便利なアイテムなのでこのお値段払っても持っておきたいな…というのが正直な感想です。
多機能輸液ゲージの使い方
それでは『多機能輸液ゲージ』の使い方をご紹介していきますね。
『多機能輸液ゲージ』には『1分間の滴下数』『所要時間』『輸液量』などと書かれた丸いゲージがついています↓
このゲージを指示の数字に合わせてくるくる回すだけ
で1分間の滴下数が計算できちゃうんです。
滴下数が知りたい場合
例えば『500mlの点滴を5時間で落として!』とい輸液の指示が出たとしますよね。点滴の滴下速度を決めるため『500mlを5時間で落とす際の1分間の滴下数』を計算する必要があります。
その場合はゲージ下部分の『輸液量』500mlの目盛りに『所要時間』5時間を合わせます。
更にゲージ上部分の『点滴時の1mlに対する所要的数』の『20』の目盛りと合う数字を確認しましょう。
(成人用ルートの場合は20、小児用ルートの場合は60を目盛り確認してください)
すると『32』辺りを指しているのがわかりますので…500mlの点滴を5時間で落としたければ1分間で32滴点滴を落とす必要がある事がわかります。
たったこれ1分間の滴下数がわかっちゃうのがすごい!
実際に計算してみると…
500(ml)×20(成人輸液セット)=10000
↓
10000÷300(分)=33.33...(滴/分)
となり1分間32滴でほぼ正解なのがわかりますね。
滴下時間が知りたい場合
また『1分間に30滴くらいのスピードで落ちているけど90ml落とすのにあとどのくらいの時間かかるかな?』って時も簡単
ゲージ上部分の『点滴時の1mlに対する所要的数』の『20』部分の目盛りを『30』に合わせます。
更にゲージ下部分の輸液総量90mlの目盛りと重なっている『所要時間』の目盛りを確認してください。
すると1時間の目盛りを指しているのがわかるので、今のスピードで点滴を落とせば90ml1時間程度で落ちる事がわかります。
実際に計算してみると…
90(ml)×20(成人輸液セット)=1800
↓
1800÷30(滴/分)=60(分)
となり1時間で正解なのがわかりますね。
1分間ずっと滴下を見てるのは時間がかかるので更に割り算をして15秒・10秒の滴下数を割り出した方が便利ではありますが…
計算式も付いている
輸液ゲージはゲージをくるくるしてメモリを合わせるだけでいい便利なアイテムではありますが…
わかる数字はあくまで概算です。
目盛りがぴったり合う時はいいのですが、ちょっとずれている時は正確な数字を導き出す事ができていません。
『正確な数字が知りたい!』『本当に合っているのか心配!確認したい!』と言う方は実際に計算してみてもいいですね。
輸液ゲージには計算式
も書かれています。
なので決まった値をこの式に当てはめて計算するだけでOK♪
ただ、個人滴には輸液ゲージで導き出された概算でも十分だと感じます。
点滴の滴下速度は患者さんが立っているか座っているかや腕の角度などによっても変わってくるので結局ちゃんと合わせていても少しはズレます(涙)
概算で合わせて30分・1時間毎にとチェックしに行くのがベストですね。
多機能輸液ゲージはあんちょこにもなる(JCS・GCS・十二誘導)
『多機能輸液ゲージ』はあんちょこも付いています(あんちょことは:手軽な参考書・虎の巻等の意味あり)
付いているあんちょこは3種
- JCS
- GCS
- 十二誘導
《JCS・GCS》
《十二誘導》
どれもなかなか覚えにくいですし。
頻繁に使わない部署の場合は久々にすることになると『あれなんだっけ?覚えてたはずなのに…』と思い出せない事があるのも事実。
なので、多機能ゲージをひっそりポケットの中に忍ばせておくと
いざと言う時助かります!
輸液滴下数計算機の種類は他にもいろいろ
こちらの『多機能輸液ゲージ』の他にも輸液滴下数計算機は色々なものがあります。
電卓付き点滴タイマー
『なんかくるくる回すのダサい!もっとスマートにピピっと計算できる機械ないの?』って思う方は、電卓・タイマー付きの電子タイプのものがありますよ↓
数字をぴぴっと入れるだけなのでとっても簡単♪
こちらは自動計算機の様に滴下数を割り出してくれます。電卓・タイマーもついていてとっても便利なんですがなんせお値段がちょっと高い。。。
便利なんですが結構お値段が高い。
1つ3490円(税別)もするんです。
無くしたり、壊したりする可能性がある事を考えるとちょっと手が出しにくいお値段。
事実私は電卓を結構無くしがちなので便利そうではありますがなかなかこちらを買う勇気は湧きませんでした。
輸液ゲージ
『JCSとかのあんちょこいらない…滴下数がわかるゲージだけでいいのに』
と言う看護師さんは輸液ゲージだけのものも販売されていますよ↓
『多機能輸液ゲージ』についている輸液ゲージのみが独立!
余計なものがなくて更にコンパクトで使いやすい。
その上お値段も781円とかなりお安くなっています。
ナースリー『多機能輸液ゲージ』を安く買う方法
『多機能輸液ゲージ』ナースリーを安く買いたい!
と、思っている方は他のナースグッズとセットで購入してみてはいかがでしょうか?
ナースリーには『フレッシャーズセット』という基本的なナースグッズのセットがあります。
今回紹介した『多機能輸液ゲージ』は実は『フレッシャーズ6点セット』の中に入っているんです。
フレッシャーズ6点セットの中身は以下6点↓
こちらのナースグッズ6点セットはとってもお買い得なんです♪
本来であれば7540円のお値段がかかるのですが、セット購入の特典で14%割引で買えちゃいます↓
なんと1090円もお得
なんですよ♪
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ナースリー『多機能輸液ゲージ』のまとめ
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多機能輸液ゲージのまとめ
- 軽くてコンパクト!
- 点滴滴下数が簡単にわかる
- 物差し付き
- あんちょこにもなる(JCS・GCS・十二誘導)
ナースリーの『多機能輸液ゲージ』のは
点滴の滴下数が一発でわかる
とっても便利なグッズです。
特に点滴の滴下数計算に慣れていない新人看護師さんや、計算が苦手な看護師さんにはおすすめしたいアイテムですね。
持っている事を感じさせないほど軽くてコンパクトなので持ち歩きもストレスフリー♪
どの科の看護師でも役にたつ、JCS・GCS・十二誘導なども付いていて便利です。